JR一日乗り放題フェア


今日は朝からJRの改札がおおむねダウン。改札をなんのチェック無しにすり抜けられるという、キセルし放題のすこぶる便利な朝だった。
一瞬サイバーテロ?と思った人も少なくはないはず。原因はプログラムの欠陥だったそうだが、システムって奴は便利で怖い。偽札を作る人が絶えない様に、ニセ電子マネーデータを造ろうと企む人は必ずこの世のどこかにはいるはずで。(SUICA HUCKとかしている人たちどこかにいるはずだもの。)

システムは作った瞬間、陳腐化するし壊される。壊されることで精度は上がる。だが、一旦システムに依存した生活に慣れてしまうと、ダウンしたときの混乱は容易に想像がつくだろう。今朝のJRの損失はいかほどだったのか?

先人たちが強く主張しているけれど、住基ネットやらSUICAに蓄積されている個人情報の安全性も怪しいものだ。私は自分の名前を使って仕事をすることも多いので、個人情報保護はあきらめかけている部分があるのだけれど、その危険性を全く感じずに、安易に便利なツールに乗る人のなんと多いことだろう。
「便利でいいね!」ていうのは危ないんだよ。「便利なものは危険が伴う」ってことを知った上で使おうね。>特にうちのおかんの層の人

「なぜ、これが、こうなるのか。」
そういう理由を知らずないまま、ネットやら、システムやらを使用する人々。そして、痛い目を見てはじめてネットの怖さがわかるのだ。
(ちなみに私自身は2回ほど個人情報流出されています)

そんな私の最近のテーマは、もっと自分の頭で考えようってこと。
そして、エロ本は、本屋で現金で買おう!ということだ。
それが自分の生活を守ることであり、すべてを情報管理しようとするネット企業の裏側に逃げる方法なのだ。情報を統制しようとする権力に対して、自覚的であり続けることしか、この高度に情報化された社会で自分の身を守るすべは無い。

余談だけれども、最近「googleの外」にこそ面白いものがあるのではないかという気がしてきた。「outside of the google」がちょっとしたマイブーム。