河口湖にて

走ってきました河口湖。

ハーフマラソンだと思っていたら27キロだったり。
制限時間6時間だと思っていたら、3時間30分ぐらいで26キロ走らねばならなかったり。
思いのほか条件は厳しかったのだけれども、なんとか3時間20分でゴール。

天気良好。河口湖と富士山の景色も最高。ゴール後のトン汁は美味。
わざわざ遠方まで出かけて走る人の気持ちがよくわからん、と思っていたのだけれども、これはなかなかよいですよ。走った後には気持ちも軽くなるし。次はどこ走ろうかな。


走りながら携帯で撮ったのでボケボケの写真ですが…。左のお山が富士山です。

モンゴル人襲来に思う。

リア充すぎて、ブログを書く余力が全く無い。

近況としては、ついにモンゴル人が私の職場にも襲来した。バットル、モンホー、サラという20代前半の3人。今回のモンゴル人3人組は、日本語が話せるので、日本語とちょっとの英語を織り交ぜつつ、仕事をしている。
モンゴルからシステムを学びに日本へきた彼らは、とにかく素直で、まじめ。

「カノさん、アホってどういうイミですか?」と、おー、そんなこと考えてもいなかったよ!ってことを、さらりと質問してくる。
何かを言えば、はいと答えて一生懸命やる。
素直だ〜。

だから、なぜ、今の日本人がこんなにひねくれてしまったのかということを考える。
大きな原因は、学生時代〜社会人8年目ぐらいの環境にあるような気がしている。

日本の大学は、とことん遊びを覚えさせられる場所だ。
私が学校で勉強したことって、遊ぶことととお酒を飲むことと断言してもいいぐらいなんだけど、この回り道をしなければ、今頃もっとまじめで素直な人間に育っていたんじゃないかなと思う。
社会人になっても、遊ぶことばかり教えてもらってきたような気がしている。
もちろん、遊ぶことは悪くは無いのだけれども、実は、そろそろ遊ぶことに飽きてきている自分を感じるのだ。お酒の時間は極力減らして、楚々と生活して、楚々と働いて、運動して、淡々と創作的なことをする。シンプルなサイクルに、そろそろ移行したいと体が求めている。

また、素直に人の言葉を聞けない思考回路を、私たちに植え付ける原因も、東京にはたくさんあって。
なぜなら、東京で暮らすことは、「簡単に人を信じてはいけない」ということを、身をもって学びながら生きることだからだ。
人をゲームの駒のように動かそうとする会社だとか、親しげな顔をして近づいてくる宗教の勧誘だとか、キャッチセールスだとか、若者から搾取しようとする年長者だとか、本当に好きだと信じていたのに、目的は別のところにあった恋人だとか。

道端に人が倒れていたって、「ああ、また酔っ払いが倒れている」と通り過ぎる自分に、いつも嫌悪感を抱きながら、それでも声をかけようという気にはならない。
見たものを、見たままに判断すると、自分の身に危険が及ぶ。だから、見たまま判断は、しない。できない。

うーん、病んでいる。ひねくれている。しかしそうでもしないと、都会ではだまされる。怖い。危険。

一方ワタクシ。
転職してこのかた、本当のことを淡々と伝えるという訓練を、毎日の仕事を通じて行っている。それでも、自分をよく見せたいだとかという、私の中に残っているひねくれた部分が足をひっぱることもあるけれども、繰り返し繰り返し、一言を大切にして、仕事を続ければ、矯正できるような気もしている。

リア充すぎて、睡眠時間は短く、部屋は片付かず、土日も無く働いているような状況なのだけれども、体はぴんぴんしていて、心もおおむね健康。
そんな私の現実は、決して仕事の内容だとかによって、幸せが決まるのではなということを表しているように思えてならない。
大事なのは自分がその仕事に対し、どのような価値を抱き、どのようにその仕事を楽しもうかとする、姿勢と理解だ。

ということを、モンゴル人の仕事ぶりと、仕事に悩むRの姿を見てみて、思ってみた。ということで、この文章はRへささげるものにしました、今。

おしまい。

秘湯でドン!

仕事がらみの勉強会の合宿に参加して、奥鬼怒温泉八丁湯というところへ行って来ました。
http://www.8tyo-no-yu.co.jp/
東武東上線で特急きぬに乗って2時間。
そこからさらにバスで2時間。
女夫渕バス停より、さらに歩くこと70分。


標高1400メートル。大雨の後の山道。土砂崩れ怖い。路肩崩れそうで怖い。さらに道がところどころ冠水…。夏の初めの宮城の地震の光景が脳裏をよぎる。
1時間以上山道を歩いて、宿にたどり着くころには日がくれかけていた。もうちょっと遅かったら遭難していただろう。
なんでここまでして来なきゃならないんだー!と思いたくなるぐらい、遠いところにあるからこそ秘湯。ありがたみ倍増。



周囲にはなーんにも無い。川と山だけ。露天風呂からは滝が見える。
しかし、一番眺めがいい露天風呂は混浴で、仕方なく、大雨の中、女性専用露天風呂(少し滝から離れている)で入浴。

だが、女子3人、いいお湯だったね、と気持ちよくお風呂を上がったのもつかの間のこと、衝撃の光景が。
生まれたままの姿の男性が数人。あられもない姿で、外をとぼとぼ歩いているのだもの。なんと男性専用露天風呂、全く壁が無いのだ。ノーガードすぎて、女性専用露天風呂から旅館に向かう通路から、なんでもお見通しなわけですよ。いろいろ隠せよあんたたち…。全裸の人たちが知り合いではないことを祈りつつ、さっさと退散した私なのでした。


さすが秘湯。


風呂設備がアレなほかは、料理もおいしく、ログハウスの雰囲気も最高な宿だったんです、ホント。

人生の優先順位

ある人と、人生における優先順位の話になった。一体、何を大切に生きていくかという話だ。
経営者である相手は「自分の優先順位は、1に仕事、2に自転車、3がおいしいものかな?ラブは4番目以下」と言う。

はて、翻ってワタクシ。
優先順位をつけるとしたら1位はなんだろう、とはたと考えてみる。
仕事…は好きだけど、優先順位1位かといわれると、どうもしっくりこない。かといって、ラブでもない。
一時は「生活」が優先順位一番の時期もあったが、しかしそれは目的となりうるのか?なんだか違う。

で、しばらく考えて気がつく。私の人生の優先順位第1位は、「人生」だな。

まるでとんちのようだけど。
仕事も、ラブも、家族も、友達も、趣味も、生活も、人生を味わうことが目的であるような気がする。
だから仕事やラブや家族や友達や趣味や生活、それ自体は目的になりえない。

そんなことに気がついたら、それまで考え込んでいたいろいろなことが、ふと軽くなった。年を取るのも、悪くはないもんだ。

そして前言を翻すようではあるが、自分の人生にばかり固執していないで、人の人生を思えるような大人になりたいと、そろそろ思ったりもするのであった。

ライブ、します。

「高円寺変動 Round77」
Place:CLUB LINER
http://www.club-liner.net/

Date:2008/8/24(sun)
Open18:00/Start18:30
ticket:Adv.\2,000/Door\2,300

出演:the Anasutes / u.o. / グリスクール / クロコダイル / 長旅切符ズ

★JR高円寺駅(南口)より徒歩20分
★地下鉄丸ノ内線 新高円寺駅(梅里方方面出口)より徒歩2分

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久々にライブします。
阿波踊りの日らしいんで、踊り見つつ遊びに来てください。
ご興味のある方は、メール、電話、念等々でご連絡くださいまし。
事前に連絡いただけましたら、チケット代割引いたします。

バンドのブログ!
http://ameblo.jp/uo-blog/


で、先週は会社で神宮の花火大会。仕事後、お客様のところから会社にかけつけてみんなと合流。社内では、すでに出来上がっている若者多数。
会社は神宮外苑の銀杏並木のまん前にありまして、神宮の花火を見るにはベストスポットなのです。
ストリートビューで見てくださいよ、是非!
社長室のTちゃんが大活躍で、大量の缶ビールやらチュウハイが用意されており、冷房が効いた室内で、社員のみんなと見る花火は、最高!ひゃっほー!!

……といいたかったのですが、みんなお酒とお話に夢中で、ほとんど花火は見てなかった。……私だけか。

来年も、よい花火と、お酒が楽しめるよう、頑張って働こうと思った次第であります。