鹿殺しの「殺 Rock Me!!」を見る

このタイトルでは、なんのことだかさっぱりわかりません。
ライターの某さんに誘われて、劇団「鹿殺し」「殺Rock Me!」(と書いて「サロメ」と読むらしい)を見る。
なぜ劇団の名前は、こうも理不尽なものが多いのか。なぜ鹿を殺さねばならぬのか。どうでもいいが、後輩のバンドのツアーの名前も「猫VS鹿」だった。鹿ブーム兆しあり?来年は俺の年?
さておき、劇というより、この舞台もパフォーマンスが圧巻だった。演技はあまり詳しくないのでようわからないのだけれど、劇の折々に挟み込まれていた歌と踊りがとっても完成度が高くて、おー、ロックな舞台だ〜、とウキウキ見られた。サロメ役、主演の菜月チョビさんがすごくかわゆい。小さい体にあますとこなく、サロメの狂気を表現している。イエスマン役の山本聡司さんてーのもかっこいい。あと、出演者の男子比率が非常に高かったのだけれど、皆腹筋が割れている。裸体にサスペンダーと黒いブリーフ一丁で踊る姿は、まるで小島よしおのようだ。舞台に人が散らばって、エアギター、エアベース、エアドラムでエアバンドしているさまは壮観。
何より喜ばしかったのが、舞台美術に知っている人の名前を発見したことだった。うれしかった。総じてGOODな舞台。