似てる人?

本日、会社帰りのバスでのできごと。席に座れたのでラッキー♪と、早速読書をはじめた私。読んでいるのは企業再生モノのノンフィクション。自分の携わる媒体とかなり関係がある話だったので、バスが走っていても、ついつい読みふけってしまう。
ご存知の方はご存知かと思うのだが、ワタクシ、少々考え事をしていたり、難しい本を読んでいると、かなり顔が厳しい感じになるようなのだ。だからたぶんこのときも、相当怖い顔をしていたんだと、思う。

と、ふと視線をバスの中に向けたら、私の隣に立っていた人が、絶妙なタイミングで目をそらした。なんか見たことある顔だ。えーと、誰だ?そう、前職でお世話になった方に微妙に似ているような…。でも、声をかけるほどの確信も無いし、そもそもあの人がこのバスに乗ってる理由がわからん。あ、そういえば彼、実家がうちに近いんだっけ。だから引っ越したとか?

とはいえ、知らない人をバスの中でまじまじと見つめるわけにもいかず、声をかける勇気も無い。

私の降りるバス停の一つ前で、彼はそそくさと降りていった。やっぱり顔の雰囲気が違うよな。人違いね。きっと、視線を感じたのも気のせいだろう。


だけど、だけど、窓の外を見たら、暗闇でよく見えなかったものの、その人は、いぶかしむように、バスの中の私のことを覗いていたのだった。やっぱ、あの人!?

だとしたらなんで声かけてくれなかったのかしら。読書に夢中ですごい怖い顔してたしなぁ。もし仮に、さっきの人が、あの人だったとして、なんといっても問題だったのは、着ていた服が、前の会社に入社したころ(もう7年前にもなるか)に着ていた服と同じということだった。
さらに、ひざのうえに晩御飯用に買った「てんや」の野菜海老天丼(ごはん少なめ)を持っていたのも、年頃の娘としてはいかがなものか。

ということで、××××さん。万が一、万が一このブログをご覧になっていらっしゃいましたら、どうぞメールくださいまし。ええ、どうぞ、阿佐ヶ谷から徒歩20分かかるところに住んでいるくせに阿佐ヶ谷を名乗っている、○○住民の誇りがひとかけらも無い奴だって、罵っていただいても結構ですから……。