プラダを着た悪魔

久々に映画を見に行く。ずっと楽しみにしていた「プラダを着た悪魔」である。ニューヨークのオシャレ出版社で働くことになったさえない女子(アン・ハサウェイ)が、カリスマ鬼編集長の元で働く物語、と聞いたら、「Sex and the city」やら「働きマン」好きでミーハーな私としては、見に行かないわけには行かない。
内容:結構ありきたり。結末:納得行かないけど、好感は持てる。この結末なら主人公は敵を作らない。
こういうキャリアウーマンものの映画は、愛か仕事、どちらを選ぶ?って話になりがちだけど、実際に会社でそこそこ働いている女子が見ていて「安心できる」のは、主人公が「仕事」を選ぶ物語だと思う。仕事に翻弄される人にとって、愛を選ぶのはたやすいことに思えるから。(じゃあ、実際自分が仕事とプライベートどっちを取るっていわれたらまた話は別なんだけど)だから恋よりも不器用に仕事を選んでしまう「働きマン」は支持されているんだと思うんだ。
プラダ…」の鬼編集長の仕事マニアぶりは「悪魔やこの人…」って思わされたけんど、主人公が出した結論には、物語としての魅力を全く感じなかった。ふーん、そうですかって。で、観客のオシャレ女子比率に驚いた。女子トイレ超混雑してたし。
その後、一緒に映画見にいったキャリアウーマン女子(30歳独身)と、しこたま飲んで酩酊。一緒に皇居の周りをジョギングすることに。2月には、東京シティマラソンが控えているのでした。フルマラソンなんて出たこと無いのに、なぜか当選してしまったのです。わたしゃ甘糟りり子か。