ハッピーキャリアに法則はあるのか?

今日はライターのHさんに呼ばれて、日経MJ主催の「女性発!マーケティングforウーマン」というセミナーを見てきた。
第1部「ハッピーキャリアの法則」を日経ウーマン編集長の野村浩子さんが、第2部「女性による女性のための百貨店づくり」を有楽町西武店長の田中世津子が担当し、それぞれの立場から、女性が働くことについてお話されていた。
野村編集長が「ハッピーなキャリアを築くためには、『野心溢れるトラ男』ではなくて、『女性の成功を見守り、応援することができるヤギ男』をつかまえてください」と言っていたことしか覚えていない。
……というのはウソだが。
野村さんの話によると、1972年に雇用機会均等法が施行されてから約30年がたって、40代の女性が、やっと社会の中核で活躍できるような状況が整えられつつあるという。
だけれども、私のいる場所を見回してみると、その年齢で活躍している女性をみつけることは難しい。なんだかんだいっても、結婚や出産を経て、女性が社会に残ることの難しさということを感じ入る次第。まぁ、社会はいえ、別に会社組織の中に残ることだけが人生ではないし、地域社会も社会なわけで、全然無問題なわけだが。

というか、そもそもI don't like Nikkei womanだったりして。会場に何百人ものキャリア風女性が来ていたのがちょっと怖くもあったセミナー。女子高にいたころは、女の人がたくさんいる光景というものに何にも抵抗がなかったのだけど、社会に出てしばらくしてから、こういう光景(女性に限らず同じ所属の人たちが大量に集まる場所……スーツ姿のサラリーマンが大量にいる駅ホームとかも含む)に出会うと恐ろしいものを感じるようになった。なぜだろう?そんなところにはハッピーキャリアが無いことを、肌が感じ取ってしまうからかもしれない、もしかすると。