農パソ2008年春 〜烏山〜

親しくさせていただいているUSP研究所のKさんにお声がけいただいて、今年のGWも栃木県の烏山にある古民家にお邪魔しました。

去年の様子
http://d.hatena.ne.jp/keiko-ka/20070430/p1

東京から電車を乗り継いで3時間。那珂川のほとりにある程村庵は、Aさんのご実家である築200年の古民家です。その内部に入ると高い天井と、太い古木の梁とが重厚な雰囲気をただよわせています。だけれども、すべてが手作りだからか、ふんわりと入り込む太陽の光だとかが、平面な建築物には無い陰影を描き出しています。

当日は、あいにくの曇り空でしたが、畑を耕したり、子供たちと遊んだり、近くの山へつつじを見に行ったり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

釜で炊いたたけのこの炊き込みご飯に、たらの芽のてんぷら。裏の竹林で採ってきた竹で作った、手作りの器で飲む野外のビール。素敵すぎえる。

程村庵のある集落は、いわゆる限界集落(過疎や高齢化により、社会的生活を営むのが厳しい状況にある集落のこと)になりつつあって、畑や村はあるのだけれども、そこで誰かが暮らすのは難しい状態なのだそうです。

こんなに豊かな自然があるのに、単純に、もったいないな。