自給率39パーセントじゃいけないの?

でもって、今日は食生活ジャーナリストのシンポジウムにいってきた。
JFJシンポジウム 「食料自給率39%じゃ、いけないの?」
http://www.jfj-net.com/activity/2007/12/jfj39.php
個人的に行くつもりだったのだけれども、なんだかんだで仕事になってしまった。
仕事になったので、会の内容の詳細は、3月発売の月刊食品商業を呼んでもらえればいいのだけれども、シンポジウムを聞いて、本当に、この数年で社会構造が劇的に変化するんだなぁ、という確信がますます強くなった。端的に言ってしまうと、今食べているものが、食べられなくなる。で、第三次産業が隆盛だった時代もそろそろおしまいに、なる。

その昔、農家は長男しか継げなくて、それ以外の人(次男、三男等々、女子は除く)が、日銭を求めて東京に職を求めてやってきた。
だが、これだけ東京の人口が密集して、定職に就けない若年層が増えると、もしかして、以前と反対のことが起きるのではないかとさえ思えてくる。というか、そうでもなければ、国が、食が立ち行かなくなる。

幸せな食生活と、農業の関係というものが、もう一度見直されるタイミングがきているように思う。