鏡割りをしました。


昨日はお手伝いをさせていただいている勉強会の忘年会。
勉強会自体は約60名のネットショップオーナーさんの会。今回の忘年会は、日本全国から40名が集まって、今年の仕事の成果を発表する。私は会長さんと知り合って、3年ほど経過しているが、おかげさまで超キャラが濃いメンバーの方々(名物店長さんのような)と懇親を深めさせていただいたり、元気をもらったり、北海道で100キロを歩かされ…いや、歩かせていただいたりで、事務局といいながら、特に仕事らしい仕事もせず、ずーっと、「もらう」側だった。
今回の忘年会は、私の勤務先が勉強会場ということもあって、勉強会後の懇親会のセッティング担当を私がすることになった。懇親会の準備といっても、いつもなら、飲み物を注文して、乾き物を購入して…と、流れ作業で1人で進めていたもの。しかし、今年の私のテーマのひとつが「自分からおもろいことをやってみよう」。折角皆が集まるこの機会、新体制になって1年目の感謝の気持ちを、会長とリーダー(?)に伝えてみたら、これもりあがるんじゃない?って思って、「お返し」のイベントを組むことにした。そこで、盛り上がるのって何だろう…と考えて、選んだイベントが「鏡割り」だ。酒好きの考えそうなことである。写真参照。タル、ちょーかわいいっす。


鏡割りのタルはここ↓で購入。急ぎの発送にもかかわらず、非常に丁寧に対応してくれた。
http://www.komodaru.co.jp/index.htm
さらに、うれしいことに、その会のメンバーの中の数人に「こういうことをやってみたいのだけれども…」と、お声をかけたら、みなさんものすごい勢いで手伝いにお名乗りをあげていただいて、「あれもやりたい!」「これもやろう!」「私はこれをします!」と言っていただけて、あっという間にメーリングリストが立ち上がり、あっという間にプロモビデオができあがり、当日の段取りができあがり…と、みるみるうちに、一大イベントのようになってきたのだ。皆さん中小とはいえ社長さんだから、やばいぐらいに仕事が早い。

はじめ私は鏡割りできればみんな喜ぶかなー、程度に考えていたのだけれども、皆さんのメーリングリストの書き込みと、できあがったこの1年の会の活動をまとめた動画(某ショップのOさん作)を見た瞬間、これはでかでかと上映せなあかん、と思ったわけですよ、私は。なんか、いいものができたら、ちゃんとそれを伝えなきゃいけない、と思う性格なのだなー、心から。

鏡割りの樽は、ほとんどすぐ鏡割りができるようなものが到着。とはいえ、事前に日本酒を入れたり、縄を切ったり、ふたが割れやすいように仕込んだり、サプライズイベントなので、それを目立たないように隠したり、と若干の準備が必要だった。

また、ビデオのBGMをがっちり流すためには、じゃあスピーカーを借りようと、スピーカーをレンタルしてみたり(http://www.rentalcamera.co.jp/)、会社のプロジェクターを借りてみたり、会社のKさんの力を借りて、模造紙4枚つなぎあわせて、簡易上映場を作ったり。

それでもって懇親会の途中で電気を落として、サプライズイベントを実施した。3分程度のビデオ上映の後に、会長とリーダー(?)に鏡割りをしてもらった。私は映像と音楽に手がいっぱいで、鏡割りの瞬間を見ることはできなかったのだけれども、皆さんが大盛り上がりしている声を聞けただけで、嬉しくて楽しくて。人が盛り上がるのって、いやー、本当に楽しい。そして、作品を適した形で見せる状態に持っていって、伝えるっていうのは、これが心から面白いのである。

ご協力いただいたチームDAISUKIの皆さんには本当に感謝。やさしいし、強い皆さんは、本当に私の憧れです。

一人でできることは、少ない。でも、いろいろな人と一緒に作り上げていくと、自分の枠にとどまらないような、思いもよらないことができる。私はこれまでそれが比較的苦手だった。だけど、この年になって、少しずつ、人と一緒に何かをやる楽しみだとかが、わかりつつある。
人は年を取れば取るたびに、素敵になるのだ。年を取れば取っただけ、自由になるのだ。そんなことを思うわけですよ。

シャンパンタワーもいいけど、私は先々オリジナルの枡を作るのが夢です。
こういうの
http://www.komodaru.co.jp/item/masu.htm