女と旅と食

週末を利用して、女子5人で、北海道旅へ。札幌〜小樽〜札幌。2泊3日、ホテル宿泊と航空券で3万円台と激安なツアー。主な目的は食。とにかく食べる食べる。
小樽では、自称小樽観光大使で新聞記者のMちゃん(仮名)が、半ば職権を濫用しながら、我々を接待してくれた。「海猫屋」で食べたビーフシチュー。地元の人が訪れる居酒屋「魚一心」で食べたホヤ、オーダーストップだったのにも関わらず、「東京から来たんです〜」と泣き落として食べさせてもらった「Letao」のチーズケーキ、さらにさらに、夜の運河を見下ろすホテルノルドのバーで飲んだゴッドファーザーの味。忘れられません。
旅行中、食の趣味と、恋愛の傾向というのは似ているのではないかという仮説がふと頭をよぎった。
レストランで、食べたいものを選ぶとき、悩んで悩んで、なかなか結論が出ないあの子の恋愛傾向は??他の人と違ったものを選ぶわりに、出てきたものは一筋縄で受け入れず、味にうるさい彼女の、男の趣味は?いろいろと論じる割に、いざメニューが出てくると、あまり考えないで、今日のオススメを選んでしまうあの人の恋愛は…!?
照らし合わせてみると、意外とその人の「食」の傾向と恋愛傾向が似通っているのだ。
……ということを友人たちに話したら、私は考え方も顔も「だめんずうぉーかー」のくらたまこと倉田真由美に似ているのではないかという、ありがたくも素直に喜べないお言葉を、同行した友人たちからいただいてしまった。くらたまよりも、キャリー・ブラッドショーでありたいと思う。