身体知

身体知-身体が教えてくれること (木星叢書)

身体知-身体が教えてくれること (木星叢書)

「女は出産、男は武道」ってコピーがイカす。「オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)」の三砂ちづる内田樹さんの対談本。現代社会で鈍化させられてしまった身体感覚が、いかに人間が生きるために重要かってことを、身近なたとえと分かりやすい切り口で書いてある。読めば読むたびに「そう、その通り!」って体が言っている感じがする。
あたまでっかちって本当にもったいない生き方だなぁと、最近つくづく思うようになった。もっとからだの欲求だったり感覚だったりに、素直に生きたほうが生きやすいようだってことが感じられるのだ。これ、北海道で100キロ歩いたおかげだと思うのですよ。週2回のヨガとランニングも続いているし。万年徒競走はびりから2番目・体育大嫌いな私にとっては大きな変化。学校の体育って本当に運動神経が鈍い子どもにストレスを植え付けたんだなぁって、今になって非常に強く思うわけ。
今日の昼ごはんは会社のそばにある教会の木陰のベンチで、蚊取り線香焚いて屋台のタコライス食して至福。冷房がキンキンに入った磁場の悪い職場で、討論しながらお昼なんて私には無理ぽ…。