表向きの近況

だいたい書くべきことは会社のブログmixiの日記に書くようになってしまったのでした。仕事中の顔と人様にお見せできない顔はそれぞれ適当な場所で全て晒してしまっているというか。そーするとこの日記の意味が分からなくなりますなぁ。なんか適当に書こうと思います。
あらゆるところで書いているのですが、100キロ歩いてきました。いや、正確には80キロなんですけど。北海道・屈斜路湖摩周湖の周囲をとぼとぼと一人で歩く…しかも真っ暗…そりゃもう怖かったです。
街頭一つ無い北海道の夜は、本当に真っ暗で、暗闇に飲み込まれそうになるんですね、精神的に。「あー、もう寂しい寂しい!」「なんでこんなことやってるんじゃ、私!」とかとか考え込んだりね。だから主催者の人に「この後のコースは暗いんで、他の人と一緒に歩いてください」と、指導されて他の人と一緒に歩くことができたときの安心感といったら!私人付き合いが苦手で、あまり他の人と一緒に行動したいとか思わないのですが、やはり「人生一人じゃ寂しいな」「厄介ごとがあっても、誰かと一緒に歩くと落ち着くんだな」「自分のためだけに生きるのは息苦しいな。人のために生きることも大切だな」って、心の底から思うことができたのでした。
筋肉痛と疲れで足の太ももから下がほとんど動かなくなりながらも、杖をつきつき、22時間かけてなんとかゴール。つらかったけど、本当に楽しいイベントでした。来年はもっとたくさんの人を誘って遊びに行きたいと思います。
……いや、遊びにじゃない。仕事に、だ。

北海道の自然の中で、自分の限界にチャレンジすることで、かなり自分があたまでっかちに生きていたんだなと、いうことに気付きました。さまざま方との出会いも多かったです。

「こころの時代」とよく言われることがありますが、私たちは「こころ」ばかり重視しすぎて、「からだ」のことをおいてきぼりにしてきたんじゃないかしら。理屈で周りを固めて、一歩一歩慎重に足を踏み出す、というのはとっても不安な人生というもの。もっとからだが心地よいように、快いように、生きていくことが、これから重視されるようになるのではないかな、と思った次第。
そのためには、「自分が自分が」って「自己」を主張していくだけではなくて、周囲の人と調和しながら、どうやって相手を生かし、私を生かしてもらいながら、生きていくのか、そーゆーことを、考えたほうが楽しいのではないかな、と。

「こころ・くらし・からだ・しゃかい」これが私が興味あるテーマだと、言葉にすることができました。嬉。